美術鑑定士が呟く、アートのあれこれ

1993年生。栃木県出身。美術鑑定士として都内で活動中です。

福岡の人は暑くても長ズボン。。。?

 

7月に入り、セミも鳴き始める季節ごろ。

皆様はどのような服装でお過ごしでしょうか?

 

 

服装で最近気になったことがあるのですが、

 

 

福岡の人たちは、東京と比べて

夏の半ズボン率」がかなり低い!

 

 

私は気温が30℃を超えると半ズボンで外出することが多いのですが、

天神や博多を歩いていると、ほとんどの人が長ズボン。

 

 

半ズボンを穿いてる人を見つけても、

多くが韓国人の方。

 

 

 

 

福岡県民よ、

 

ズボンの中汗でビショビショにならんのか?!?!

 

 

 

 

 

。。。というツッコミが入ったところで、

 

「福岡県民はなぜ暑くても長ズボンなのか?」

 

をテーマに、予想を3つ挙げて調べてみました!

 

 

 

 

 

①【福岡は東京より気温が高いから耐性付いてる】説

 

 

もしかして、福岡県民は猛暑に慣れているのかな~と思い

気温を調べてみると、意外にも東京との気温差が少ないんです!

 

 

年間平均最高気温は、

 

福岡県が21.3℃

東京都が20.0℃

(気象統計情報1981‐2010/気象庁より引用)

 

 

約1.3℃ほどの気温差はありますが、

沖縄ほどの差でもありません。

(沖縄は年間平均25.7℃) 

 

7,8月の平均気温も1℃くらいの差です。

 

 

福岡の人たちが夏でも長ズボン穿いているのは、

どうやら気温への耐性ではないようです。

 

 

次の説へ行きましょう!

 

 

 

 

【福岡は東京より降水量が多いから蒸し暑さに耐性付いてる】説

 

 

降水量も、福岡のほうが東京より多いです。

 

年間降水量は、

 

福岡県が1774㎜

東京都が1529㎜

 

 

降水量が多いということは、

 

福岡のほうがジメジメした気候のため、

体感温度も高くて暑いはず。

 

そのような気候でも長ズボンを穿いて過ごすということは、

きっと東京の人よりも暑さ(というよりも湿気?)に耐性が

あるのかもしれません。

 

 

次が最後の説です!

 

 

 

【福岡の人は脚が短いから隠したい】説

 

これは「県民性」に関するサイトで見かけたものです。

 

 

福岡の人は脚が短いのか。

 

 

個人的な判断になってしまいますが、

たしかに、天神や博多を歩いていると

寸胴な人が多いように感じます。

 

ただ、脚の長い方もたくさんいらっしゃいますし、

明らかに短い! というわけでもありません。

 

 

脚の短さを隠したいという理由だけで、

多くの方が長ズボンを穿いてるというのも苦しい回答です。

 

 

↓↓↓まとめだよー↓↓↓

 

 

 

【まとめ】

 

私から言えるのは、

 

福岡の人は顔の彫りが深くて、

 

博多弁が人気で、

 

美男美女の巣窟なんだから、

 

 

せめて脚くらい短くあってくれ!!!(笑)

 

 

 

 

福岡に住んでいると、故郷(関東某県)の魅力のなさに

悲しくなるんです。。

 

それくらい、福岡って魅力に溢れた素敵な都市です。

 

 

 

 

そして、今回のテーマのように、

東京とは異なる習慣や癖があって、

その違和感がまた面白かったり。

 

 

そんな福岡県が、私は大好きです!!

 

(それでも夏は半ズボン穿いてくれ!!!)

 

以上。

 

 

 

 

 

 

 

 

~スキニーファッションの革命児~エディ・スリマン

 

2000年初頭、空前のスキニーブームを巻き起こしたデザイナー。

 

エディ・スリマン

 

それまで主流だった「B系」と呼ばれるストリートスタイルのトレンドを

一瞬にして変えてしまった人物だ。

 

極限にまで細められた黒いスキニージーンズに、

丈の短いタイトなジャケット。

 

その様相は、まさに歴代のロックスターたちを思わせる。

 

 

 

 

エディのファッションスタイルには、

以下の3つのテーマがある。

 

1.細さ

2.グランジ

3.少年性

 

 

まず、1つめの「細さ」だが、

他のブランドに比べて、常軌を逸している。

 

肌に張り付いているような見た目からは、

ポジティブなイメージが浮かばない。

 

しかし、その「不健康さ」、「脆さ」こそが、

独特な魅力を発しているのだ。

 

 

 

次に、2つめに挙げた「グランジ」。

 

彼は元々グランジロックが好きで、その手のミュージシャンたちの

ファッションが、彼の感性に多大な影響を与えている。

 

訝し気で、少しグレているような雰囲気の中にも、

絶対に曲がることのない、強い芯が感じられるのだ。

 

「反骨精神」という反社会的精神が、グランジファッションの

軸となっているからかもしれない。

 

 

最後に3つめの「少年性」だが、

これは上記2つのテーマを複合して創られた、

彼の最も重要なテーマだ。

 

「脆さ」や「ネガティブ」。そして、

「反骨精神」と「強い信念」。

 

この2つは、成長過程で社会のあり方に疑問を持ち、

反抗期を迎えた少年を想像させる。

 

不安定な存在ではあるが、内に秘めた魂には、

何人も干渉できない芯があり、純粋さが潜んでいる。

 

そのネガティブとポジティブが絡み合う神秘的なイメージを、

エディ・スリマンはファッションによって具現化しているのだ。

 

 

 

2018年2月、彼は新たなステージを求めて「セリーヌ」の

クリエイティブ・イメージデザイナーに就任した。

 

 

次はどんな切り口から「少年性」を表現するのか。

今後も、彼の生み出すファッションスタイルに目が離せない。

 

 

 

ファッションに目覚めるタイミング

 

 タイミングというか、「きっかけ」のことです。

 

好きな芸能人が着てたから...とか。

かわいく見られたい、かっこよく見られたい...とか。

 

 

他にも挙げればキリはありませんが、

ファッションに目覚めるきっかけって人によって様々です。

 

 

私の場合、 失恋 でした。

 

 

遡ること4年。

 

当時大学生だった私はファッションにまるで興味がなく、

軽音楽サークルでドラムを叩くことに夢中でした。

 

(とはいえ、華の大学生活を謳歌するため、

恋愛もそれなりにしていたわけで。)

 

 

きっかけとなる彼女は、学年も年齢も1つ上の、

サークルの先輩。

 

皆からは怖がられる女番長キャラでしたが

 

大学に入学したてで、右も左も分からないときから、

面倒を見てくれ、お互い特別な信頼関係になり、

付き合うまでに至りました。

 

 

彼女は服が好きで、

モード系のファッションをよくしていましたが、

私はというと、一貫して「無頓着」スタイル

 

当時は半同棲状態だったので、

彼女が私の服を選んでくれて、その服を着ていく日々でした。笑

 

 

 

そんな甘い期間もつかの間、別れは突然やってくるものです。

 

彼女が就職後、遠方に配属になり、

いろいろあってフラれてしまいました。

 

 

そこで、

彼女を見返すために自分を磨こうと決心し、

彼女が好きなファッションを究めて、

オシャレなメンズになろうと思ったわけです。

 

 

これが私の「ファッションに目覚めたきっかけ」です。

 

かなり卑屈なきっかけですが。笑

 

 

それでも、この決心のおかげで、

半年後には「お洒落だね」とか、「かっこいい」なんて

言ってもらえる機会が増えてました。

 

今では、ひとつひとつの服やスタイルにこだわりを持って

いますし、ファッションが大好きです。

 

 

「きっかけ」は何でも良いと思います。

 

ファッションが好きな人は、

ぜひ一度、興味を持ったときのことを

思い出してみてください。

 

けっこう面白いエピソードで、

人に話せるネタになるかも。笑