美術鑑定士が呟く、アートのあれこれ

1993年生。栃木県出身。美術鑑定士として都内で活動中です。

ファッションに目覚めるタイミング

 

 タイミングというか、「きっかけ」のことです。

 

好きな芸能人が着てたから...とか。

かわいく見られたい、かっこよく見られたい...とか。

 

 

他にも挙げればキリはありませんが、

ファッションに目覚めるきっかけって人によって様々です。

 

 

私の場合、 失恋 でした。

 

 

遡ること4年。

 

当時大学生だった私はファッションにまるで興味がなく、

軽音楽サークルでドラムを叩くことに夢中でした。

 

(とはいえ、華の大学生活を謳歌するため、

恋愛もそれなりにしていたわけで。)

 

 

きっかけとなる彼女は、学年も年齢も1つ上の、

サークルの先輩。

 

皆からは怖がられる女番長キャラでしたが

 

大学に入学したてで、右も左も分からないときから、

面倒を見てくれ、お互い特別な信頼関係になり、

付き合うまでに至りました。

 

 

彼女は服が好きで、

モード系のファッションをよくしていましたが、

私はというと、一貫して「無頓着」スタイル

 

当時は半同棲状態だったので、

彼女が私の服を選んでくれて、その服を着ていく日々でした。笑

 

 

 

そんな甘い期間もつかの間、別れは突然やってくるものです。

 

彼女が就職後、遠方に配属になり、

いろいろあってフラれてしまいました。

 

 

そこで、

彼女を見返すために自分を磨こうと決心し、

彼女が好きなファッションを究めて、

オシャレなメンズになろうと思ったわけです。

 

 

これが私の「ファッションに目覚めたきっかけ」です。

 

かなり卑屈なきっかけですが。笑

 

 

それでも、この決心のおかげで、

半年後には「お洒落だね」とか、「かっこいい」なんて

言ってもらえる機会が増えてました。

 

今では、ひとつひとつの服やスタイルにこだわりを持って

いますし、ファッションが大好きです。

 

 

「きっかけ」は何でも良いと思います。

 

ファッションが好きな人は、

ぜひ一度、興味を持ったときのことを

思い出してみてください。

 

けっこう面白いエピソードで、

人に話せるネタになるかも。笑